アリータのエンディング曲swansongにこめられた意味と伝説とは?
2019年2月22日(金)に「アリータ:バトル・エンジェル」が公開されますね!
CGのキャラクターに生身の人間が動きを付けるという新しい試みがされています。
さてさて、この「アリータ:バトル・エンジェル」は日本の漫画「銃夢」が原作です。
「アリータ:バトル・エンジェル」に使用されている曲はその銃夢ファンをも納得させるようで…。
この「アリータ:バトル・エンジェル」のエンディング曲には自分が何者かわからず苦しむアリータの気持ちが描かれています。
今回はその「アリータ:バトル・エンジェル」のエンディング曲に込められた意味や伝説についてお伝えします。
映画「アリータ:バトル・エンジェル」エンディング曲
イギリスの次世代歌姫と言われる、Dua Lipaによる“Swan song”がエンディング曲として使われています。
2019年度グラミー賞において主要部門「最優秀新人賞」含む2部門にノミネートされており、さらに2019年度ブリット・アワードにおいては主要4部門でノミネートされています。
そして音楽配信サービスSpotifyで2018年に最も聞かれた女性アーティストだそうです!
「アリータ:バトル・エンジェル」にDua Lipaを起用した理由を
フロリアはこのミュージック・ビデオについて
「映画でアリータは自分が誰なのかを探求する旅に出るの。
そんな彼女のストーリーは、まだ自分の可能性に気づいていない現実の女の子たちに対する寓喩でもあるわ。
私はアリータの世界にデュアを投じることによって、
彼女や私たちも自分が気づいている以上に強い女性なんだということをストーリーを通して伝えたかったの。」
引用元:https://www.indienative.com/2019/01/swan-song
と語っています。
力強い歌声と評されてもいますが、ただ力強いというよりは…内に秘めたるしっかりした芯を感じさせる歌声と曲だなと感じました。
カッコいい!!!
映画「アリータ:バトル・エンジェル」エンディング曲にこめられた意味
しかし、なぜ映画「アリータ:バトル・エンジェル」のエンディング曲の題名が「Swan song」なのでしょう??
この「Swan song」という言葉、詩人・作曲家・演奏家の生前最後の作品・曲・演奏のことを言います。
エンディング曲では自分の人生が「Swan song」ではないと言っています。
This is not a, this is not a Swan, swan song
(これはスワンソングじゃない)
Swan dive
(白鳥は飛び込む)
Yeah, it’s a new life
(新しい人生へ)
という歌詞がありますが、これは自分を探し続けているアリータそのものですね。
映画「アリータ:バトル・エンジェル」エンディング曲に秘められた伝説
じゃあなぜ芸術家の生前最後の作品をSwan songというのでしょう?
それは古代ギリシャの伝説が元になっているそうです。
ゼウスの息子である音楽の神アポロンは白鳥を創造します。
その白鳥は死の間際にアポロンはを讃えて美しい声で鳴くという伝説があります。
このモチーフを後の音楽家が好んで使ったために、「白鳥は死の間際に美しい声で鳴く」ことが広まり、「Swan song」という言葉ができたのだそうです。
とはいうものの、白鳥の声はガーガーというものでお世辞にも美しい声…とは言えない(笑)
まとめ
さてさて映画「アリータ:バトル・エンジェル」の評判はといいますと。
『アリータ:バトル・エンジェル』フィクションの印象は物語や演出だけで作られるものではない。特に『銃夢』のような漫画は質感やフォルム、表情の作り方が形作るものが多い。世に溢れる漫画の「コレジャナイ実写化」がいかにそれらを蔑ろにしているか。そしてこの作品はそれらへの執念が素晴らしい。
— まぐれもの (@maGuremono) 2019年2月22日
他の実写映画軽くディスってますが、アリータは褒めてますよね(笑)
『アリータ バトル・エンジェル』とにかく映像に力が入り過ぎてて圧倒される。街並みもサイボーグ達の精密なメカボディも本当に凄いし、何よりアリータの細やかな表情の機敏や仕草が素晴らしい仕上がり。あのデカ目もすぐ受け入れられる。漫画キャラ実写に置き換え技の極致を見た気がする。 pic.twitter.com/NCrFh8rhve
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) 2019年2月23日
最近MCUが物語やキャラが深化していくのとは対照的に視覚効果がテキトーになってるのが見受けられて「まあ制作スケジュール的にしゃあないかな」とか思ってたけど、アリータ観たら「いややっぱ漫画の実写化はこんくらい映像のタッチにこだわってほしいよね…」ってなった。
— まぐれもの (@maGuremono) 2019年2月22日
画像の作り込みが精密で、原作漫画「銃夢」の世界観をちゃんと表せていることに対する好意的なツイートが多かったです。
『アリータ バトル・エンジェル』
アリータの少し人間とは異なる姿が見事その世界観と実写との混同に違和感なく溶け込み、アリータの人間らしい表情の変化や動きの細やかさ、超スタリッシュな格闘は本当に凄い。一人の純粋な女の子による独特の世界観ならではの恋もエッセンスとして取り入れており満足 pic.twitter.com/1WIJard8j7— 共食いゾンビ (@MOGUMOGU_shark) 2019年2月23日
アリータ バトル・エンジェル、あのアニメ美少女をそのまま3Dにしたような少し大きな目に恐怖を感じつついざ見たら、アリータの初対面の人に対する「オッス!」くらいの社交的で明るい性格と優しさでいつの間にかその見た目も受け入れてしまってる自分が居た
— 共食いゾンビ (@MOGUMOGU_shark) 2019年2月23日
アリータの目がでかすぎて気持ち悪い、というニュースもありましたが、確かにずっと見ていると違和感がなくなってくるんですよね。
アリータはCGでありながら、女優さんの表情、仕草と融合されていますから表情はものすごく豊かです。
ですからあのデカ目でも違和感がなく見られるのかもしれません。
アリータの意志の強さすら感じさせます。
漫画「銃夢」をもとにした映画「アリータ:バトル・エンジェル」のエンディング曲に込められた意味・伝説についてお伝えしました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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