映画ラのバンドLACTIC ACIDのモデルは?音楽の演奏や歌詞担当についても
2019年4月5日(金)より公開中の映画「ラ」
映画「ラ」は、赤ちゃんの産声が“ラ”の音であることに着想を得て、“始まり”や“生まれ変わり”をテーマに作られた青春ムービーです。
彼女の家に居候しながらヒモとして生活を送っていた元バンドマンの青年が、バンドを再結成しようと模索する中での経験を描いた映画です。
今回は、映画「ラ」に登場するバンド”LACTIC ACID”にスポットを当てました。
映画「ラ」に登場するバンドLACTIC ACIDのモデル
LACTIC ACIDは、ボーカルの慎平(桜田通)、ベースでリーダーの黒やん(笠松将)、ドラムの足立(連下浩隆)、ギターの渡辺(ヒカルヤマモト)の4人で構成されています。
「LACTIC ACID」とは、英語で「乳酸」の意味。
バンド名に込められた意味や由来はあるのでしょうか。
そして、モデルとなったバンドはあるのでしょうか。
「acid」という単語が入ったバンド名は複数あるようですが、どのバンドもLACTIC ACIDとは印象が異なるように思えます。
本作の1年前を描いた前日譚として、「ソ」「ソ#」という2つのスピンオフ動画があります。
これらは来場者特典として配布されるポストカードのQRコードから見られます。
綿密なリハーサルを経てクランクインした本編に対し、こちらは台本なしの一発本番。
もしかしたら、バンド名の由来などのヒントとなるような内容も描かれているのかも…?
「ソ」「ソ#」を見ることで、本編をより深く楽しむことができそうですね。
特典は数に限りがあるとのことなので、気になる方は早めの鑑賞をオススメします。
映画「ラ」でバンドLACTIC ACIDが演奏する音楽と歌詞
本作の音楽を担当したのはクボナオキさん。
エンディングテーマを担当するSILENT SIRENの作曲を行っている方です。
SILENT SIRENは4人組のガールズバンド。
「チェリボム」のような可愛らしい曲のほか、「Pandora」のような少しクールな曲から「恋い雪」のようなバラードにも近いしっとりとした曲まで、楽曲の雰囲気はさまざま。
ボーカル、すぅさんの透き通るような声も印象的です。
劇中歌の作詞を行ったのは、慎平役の桜田通さんです。
さらにLACTIC ACIDのライブシーンでは、それぞれが実際に担当楽器を演奏したとのこと。
リアリティに溢れるライブシーンが期待できそうですね。
クボナオキさんの曲と桜田通さんの詞、そしてLACTIC ACIDの演奏がどんな化学反応を起こすのかも楽しみなポイントです。
そして、本作のタイトル「ラ」。
赤ちゃんの産声など、始まりの音は「ラ」であることが多いとか。
テーマにちなんで、ラの音から始まるなど「ラが印象的に使われる曲」もあるのかな…と予想してみます。
考えてみたら、バンド名「LACTIC ACID」の頭文字も「ラ」ですね。
そこにも意味が込められているのかも…?
映画「ラ」あらすじとキャスト
あらすじ
バンド「LACTIC ACID」は、ある出来事が原因で1年前に解散。
無職となったボーカルの慎平は、現在は恋人のゆかりの家に身を寄せている。
バンド再結成を夢見る慎平は、ゆかりから条件付きでお金を工面してもらう。
さらにバンドのリーダー黒やんにも声をかけ、再結成に向かうと同時に黒やんとの友情も取り戻していくかのように思われた。
しかし彼は以前と様子が変わってしまっていた。
怪しげな仕事を持ちかける黒やんに振り回される慎平。
さらに、ゆかりとの関係にも変化が生まれ始める。
奮闘する若者たちの姿を描いた青春映画。
キャスト>
岡浜慎平: 桜田通
1991年12月7日生まれ、東京都出身。2006年、ミュージカル「テニスの王子様」の主役に抜擢。2008年には仮面ライダーシリーズの劇場版作品で主演を務め、幅広い世代から注目を集める。その後も「君の膵臓をたべたい(2017)」などに出演、「EVEN~君に贈る歌~(2018)」では劇中バンドのボーカルを演じた。
加瀬ゆかり: 福田麻由子
1994年8月4日生まれ、東京都出身。1998年にCM出演で芸能界デビューし、ドラマや映画で活躍。主なテレビドラマ出演作は、「女王の教室(2005)」や「白夜行(2006)」。映画は「L change the World(2008)」や「疑惑とダンス(2017)」に出演。「いやむしろわすれて草(2013)」など、舞台でも活動している。
黒須彰太: 笠松将
1992年11月4日生まれ、愛知県出身。映画、ドラマに多数出演。主な映画出演作は「リベンジgirl(2017)」や「音量上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018)」。テレビドラマは「ごめんね青春!(2014)」「黄昏流星群(2018)」「メゾン・ド・ポリス」などに出演。
まとめ
解散したバンドの再結成を夢見る慎平と、ゆかり、黒やんの3人を軸に奮闘する若者を描いた本作。
今日は福岡で初映画ラと舞台挨拶!!
慎平はほんっとにダメな奴だったしゆかりは怖いというより強すぎる女性だと思ったし黒やんはやばかった。
音楽青春エンターテイメントという位置付けから想像してた人生が希望に満ちている感じはほとんどなくて、人間の奥底にある感情を部分的に細かく描き出して→— Setoka (@skt784) 2019年4月7日
映画ラ、感慨深い映画だった。
夢を追うことは難しいことでもあるって改めて感じた。
最後に前を向いた慎平かっこよかった。ほんとにもう一回みたくなる映画だった。また、何かをこの映画から感じたい。#映画ラ #ラの音響け
— すい (@a5_skrsd_3tkr) 2019年4月5日
映画ラ 観てきた。
前情報なしだったので、バンド再結成が軸の青春映画なのかと思ってたら全然違った…
ネタバレできないから詳しくは言えないけど、わたし的には黒やんの気持ちが揺れていてくれてよかった…揺れてなかったらなんだか黒やん、救いがない気がして。#映画ラ— 平凡な人 (@heibon_na_hito) 2019年4月6日
葛藤しつつも懸命に生きる慎平たちの姿は、勇気を与えてくれたり背中を押してくれたりするかもしれません。
また、演者それぞれが実際に楽器を演奏して作られた、徹底してリアルなライブシーンにも注目です。
始まりの音「ラ」が、新しい一歩のきっかけとなるかもしれません。