風立ちぬのロケ地・聖地巡礼マップ! サナトリウムは富士見に実在した?
2019年4月12日夜9時から、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて放送される映画「風立ちぬ」。
幼いころから飛行機が大好きだった堀越二郎さん✈️☁️二郎さんの夢は「美しい飛行機を作る」こと✈️☁️夢に向かって真っすぐに生きる主人公・二郎さんの半生を描いた「#風立ちぬ」楽しみにしてくれるカナ🐾みんなの夢はなにカナ🐾😉#金曜よる9時 #宮崎駿 #スタジオジブリ #平成最後 #ひこうき雲 #荒井由実 pic.twitter.com/CL6EP1Iett
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2019年4月8日
これは昭和初期の飛行機設計士であった堀越二郎の物語です。
アニメなのでロケ地や聖地はないかなと思いますよね?
しかしモデルになったといわれるロケ地や聖地はありますよ。
そこで今回は映画「風立ちぬ」の中で参考にされたといわれるロケ地や聖地等についてお伝えします。
ジブリ映画「風立ちぬ」ロケ地や聖地
万平ホテル
堀越二郎と里美菜穂子が軽井沢のとあるホテルで再会を果たします。
このホテルは映画の中では草軽ホテルと言う名前ですが、軽井沢にある万平ホテルと外観がそっくりなんですね。
この万平ホテルは長野県北佐久郡軽井沢町にある老舗ホテルです。
なぜ万平ホテルかというと、万平ホテルの前身である旅籠亀屋は江戸時代後期に創業されています。
これを継いだ佐藤万平が1894年、軽井沢に亀屋ホテルをオープンしたのが始まりです。
万平さんが作ったんですね。
そして1902年に名称が現在の万平ホテルになりました。
この佐藤万平さんは、
軽井沢を日本の代表的な避暑地として紹介した外国人宣教師や英語教師によって、
外国人に対する技術や生活習慣を学びました。
亀屋ホテルはこの外国人に対する対応が反映されている国際的なホテルでした。
有名人も数多く宿泊していて東郷平八郎や、映画「風立ちぬ」の主人公堀越二郎のモデルともなった堀辰雄、そして三島由紀夫やとジョン・レノンなどどが泊まっています。
外国人を接待するにふさわしい大変豪華で落ち着いたホテルですね。
旧富士見高原療養所
菜穂子が結核の治療のために入った、サナトリウムのモデルが富士見高原病院の富士病棟です。
菜穂子が外にベッドを出して安静にしていると思われるバルコニーの写真はこちら。
この当時結核には有効な治療法はなく、空気の綺麗なところで栄養をしっかりとって安静にするという、大気安静療法が主な治療法でした。
ですから空気が綺麗である八ヶ岳山麓のこの地に結核の療養所サナトリウムが建設されたのです。
この富士見高原療養所では堀辰雄や妻の矢野綾子、竹久夢二・横溝正史が療養生活を送っています
この建物は長らく旧富士見高原療養所資料館とされていましたが、
老朽化が激しくなり耐震性にも問題があることから、2012年解体工事が行われました。
現在は富士見高原病院となっています。
ジブリ映画「風立ちぬ」聖地巡礼マップ
軽井沢の万平ホテルと長野県の旧富士見高原病院はこのような位置関係になっています。
ちょっと遠かったな…と思いましたが、ドライブしてもいいんじゃないですかね?
「風立ちぬ」サナトリウムのモデル・富士見高原療養所の変遷
映画「風立ちぬ」の中で菜穂子が結核の療養をするために入所したサナトリウム。
長野県富士見町にあった富士見高原療養所がモデルとなっています。
大樹安静治療法のためにベランダに病室から出られるようになっている作りでした。
このサナトリウムは映画「風立ちぬ」だけではなく映画「月よりの使者」、映画「愛染かつら」などのロケ地にも使われています。
1970年代頃まで患者を受け入れていました。
大正15年に日本初の高地結核療養所してとして開業されていますから、その歴史はとても古いものですね。
まとめ
2019年4月12日夜9時から、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて放送される映画「風立ちぬ」。
この「風立ちぬ」の中で登場するロケ地や聖地についてお伝えしました。
万平ホテルも富士見高原療養所も映画の中ではとても大事なシーンで出てきた場所ですね。
富士見高原療養所の建物自体は残念ながらもありませんが、跡地に立った富士見高原病院の中に資料館があります。
二郎や菜穂子に思いを馳せながら見学してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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