SUNNY(映画)で池田エライザの大人役はなぜいない?奈々はどうなった?
※9月1日、映画を観て追記しました(ネタバレ有り)
※キャスト名の誤記がありましたので訂正しました
※DVDが発売されたことを追記しました
2018年8月31日公開の映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」は原作は韓国の「SUNNY 永遠の仲間たち」ですが、公開直後から日本でもリピーターが相次ぎ、異例のロングランとなった映画です。
この映画「SUNNY」は、90年代にコギャル文化を謳歌した女子高校生が20年たってそのうちの一人のメンバーの「みんなに会いたい」という願いをかなえるために奔走するという内容です。
主役は篠原涼子さん。篠原涼子さんの高校生時代を広瀬すずさんが演じます。
「SUNNY」は、コギャルだった彼女たちのグループの名前。「SUNNY」のメンバーも20年たって大人になり、様々な問題を抱えていますが、高校生時代の友人と再会し…。
ところで高校生時代は6人なのに、大人になると5人になってしまっています。
これはどうして?と不思議になりますよね。
今回は原作である韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」のあらすじから予想します!
SUNNYのメンバー
奈美(広瀬すずさん/篠原涼子さん)
転校生でSUNNYに入れられた。末期がんに侵された芹香の願いを叶えようとSUNNYのメンバーを探して奔走する。
芹香(山本舞香さん/板谷由夏さん)
SUNNYのリーダー。末期がんに侵され、死ぬ前にSUNNYのメンバーに会いたいと奈美に頼む。
裕子(野田美桜さん/小池栄子さん)
口が悪く、整形と豊胸で別人になりセレブ妻を謳歌している。
心(田辺桃子さん/ともさかりえさん)
借金を抱え水商売をしているが荒んだ生活を送っている
梅(富田望生さん/渡辺直美さん)
ぽっちゃり。落ちこぼれの保険外交員。
大人役もあるのはこの5人ですが…高校生時代の写真は6人ですね。
どうしてでしょうか?
池田エライザ演じる奈々
高校生時代のSUNNYには池田エライザさん演じる奈々がいます。
クールな美人なのですが、なぜか大人役がいませんね。
池田エライザ コメント
とても大切に温められてきたこの作品に参加できることがとても幸せです。監督が時代背景や当時の価値観をクランクインまでに学ぶ機会をつくってくださったので、みんな良い感じにコギャルになれました。奈々でいる時間は担わなければいけないものが多すぎて少し複雑な時もありましたが、物語の中で、奈々が変化していく瞬間がとても愛おしかったです。クランクアップ後、SUNNYロス。それくらい私にとっても大切な作品になりました。
引用:https://natalie.mu/eiga/news/267415
上記の池田エライザさんのコメントを読むと、なにやら難しい役なのが薄々感じられます。大人役の奈々がいないのと関係があるのでしょうか?
※2019年5月22日追記
2019年5月22日、発売延期になっていたDVDが発売されました!
池田エライザの大人役がいないのはなぜ?
原作のあらすじからすると…。
原作の奈々はスジという女の子ですが、雑誌モデルをするくらいクールな美人です。
しかし、逆恨みされ頬に切り傷を負わせられてしまいます。
これが、サニーが離れ離れになってしまうきっかけです。
そして、大人になってサニーのメンバーが捜索されますがスジだけは見つかりません。
サニーのリーダーで、みんなに会いたいとサニー再集結のきっかけとなったチュナがとうとう亡くなり、新聞広告まで出しましたがその葬儀でもなかなかスジは現れません。
もう現れないのか、とみんなが諦めかけた時スジも現れ、チュナに高校生時代のダンスをささげるのです…。
ということで原作では池田エライザさん演じる奈々にあたるスジも最後の最後には出てくるのですよね。
大人の奈々は出てくるのか予想!
原作はすごくわかりやすいハッピーエンドなのですが(会社社長をしていたリーダーチュナが遺言にてサニーメンバーにマンションや保険契約、経済的支援を贈る、サニーメンバー集結)、今見るとその結末はちょっと無理やり感があるなぁと私は感じたのですね。
特にみんなに何かしらの経済的支援があるというところが「まとめました!」感が強いかなと…これは日本版SUNNYではどうなるのか気になるところです。
菜々含めたSUNNYメンバーが最終的には集まること、これは重要だと思うのです。
サニー 永遠の仲間たち デラックス・エディション Blu-ray
これは原作のブルーレイのジャケットですが、高校生時代は7人なのに大人になってからは6人ですよね。
高校生時代の一番左端の女の子がスジ、日本版SUNNYでは池田エライザさん演じる奈々です。
大人になってからの写真には入っていませんが最後には登場しますね。
「みんなが揃う」ことがリーダーであったチュナ(日本版では芹香)はじめみんなが望んだことでしたから、私は最後の最後で大人になった奈々も現れるのではないかと予想します!
【追記:ネタバレ有り】感想と大人になった奈々について
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を見てきました!土曜日の午後の回、入りは半分くらいだったかな?
さてさて、全体的に「あのコギャルのやかましさを十分に感じられる」映画となっておりました(笑)とにかくうるさい(笑)でも20年前、確かにああいう人たちがたくさん街にいて、時代を引っ張っていました。
その頃のコギャルが手を出していたグレーの部分(テレクラ・ブルセラショップなど)も嫌な感じまでは行かないのですが描写されていました。そういえばそれも社会問題になっていたなぁと思い出しました。
今はまた異なった形で水面下で行われているのでしょう。
さてさて、気になっていた「池田エライザさん演じる奈々の大人役は誰が演じていたのか」ですが。
原作でも奈々にあたるスジは大人になってなかなか見つかりません。最終的に新聞に人探し広告を打ちます。そして、リーダーであるチュナの葬儀のあと、チュナの望みにより高校時代に果たせなかったSUNNYメンバーでのダンスを遺影の前で披露します。踊り終わって、その余韻に浸っていると、スジが現れるのです。シーンにして10秒ほど?セリフは一言でした。
日本版でも高校時代のSUNNYとして果たせなかったダンスを奈々を除くメンバーが遺影の前で披露します。そして、踊り終わって「楽しい!」と言い合っていると…篠原涼子さん演じる奈美が、部屋に入ってきている奈々に気付くのです。
「笑いなよ、あの頃みたいに」
と微笑んで、髪を耳にかけてミレイに傷つけられた頬を見せる奈々。その傷は綺麗に治っています。
ここでは池田エライザさんにすごく良く似てるな〜と思ったのですが、メイクのせいでしょうか?別の女優さんかな?と思いました。
しかしこの後、高校生時代のSUNNYと大人になったSUNNY、高校生エキストラが踊るシーンがあり、奈々を見比べたくてよーく見ていたのですが、上手いこと奈々は映らない(映ってはいるのだけどしっかりは見えない)ようにされていました。
そしてクレジット。
奈々は、池田エライザさんが高校生役も大人役もやっていました!!!
そうだったのか!!!
ということで、大人役の奈々も池田エライザさんでした!
アラフォー世代は間違いなくタイムスリップできる映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」ご覧になってはいかがでしょうか?
まとめ
2018年8月31日公開「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の池田エライザさん演じる奈々が大人になって出てこないのはなぜなのか、についてお伝えしました。
日本版では1990年代、ルーズソックスにアムラー、コギャル時代にリメイクされていますが、韓国の原作では1980年代、ソウルオリンピックを目前にし韓国が急速に発展した時代が舞台にされています。
ですから、高校の先生の言うことが「昔こんな先生いたなぁ~」っていう感じで、わりとめちゃくちゃなこと(差別的なこと、容姿のこと)を平気で言っていたというのが私の印象には残りましたね。時代を感じました。
それでもサニーのメンバーは対立グループと決闘したり、流行曲に乗せて踊ったり、日々楽しく高校生を謳歌しています。
大人から見たら子供だなぁ、ばかばかしいなぁと思っても。
その高校生時代のSUNNYの仲間や過ごした日々は、大人(アラフォー)になってもまばゆく記憶に残っているのですね。
何歳になっても、一生懸命になれる。青春はできる。
あの時は、一生懸命だった―。
その一生懸命さを、リーダーチュナ/芹香の願いをかなえるためにメンバーを探しているうちに取り戻す、その様子を見せてくれる映画だと思いました。
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Comment
特報で体育館のステージで
12人で揃って踊ってるシーンがあります
tr様
コメントありがとうございます。参考にさせていただきますね~
特報の体育館のステージシーンは12人ですが、あれは合成だと思いますか?それとも別人が踊ってると思いますか?
あれは合成だと思います。
何度も止めてみると
顔だけが固定されたりしているので
私の憶測ですが