こんな夜更けにバナナかよで三浦春馬の田中久はどんな役?大泉洋や高畑充希との関係性は?
映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」が2018年12月28日に公開されます。
筋ジストロフィーという難病を抱えながらも実家も病院も飛び出し、自らボランティアを集めて生活の支援を依頼、やりたいことをやって亡くなった鹿野靖明さんの生きざまを描いた映画です。
このような強烈な個性のある人の周りでは、当たり前ですが周囲の人々も影響を受けますよね。
鹿野靖明さんを演じるのは大泉洋さん。
前田哲監督は
実在した人物と障がいという二重の大きく高いハードルを軽やかに飛び越えつつも、その抱えている葛藤を魅力的に演じることができるのは、大泉洋さんしか考えられませんでした。
引用元:http://bananakayo.jp/news/
と語っており、大泉洋さんにとても期待をしていることがうかがえますね。
さて、この映画の主な登場人物は3人。いやもちろん他にもたくさん出演しますよ。
主人公・鹿野靖明さん、そしてその新人ボランティアとして高橋充希さん演じる美咲、三浦春馬さん演じるのはダメ出しばかりされる医大生田中。
今回は映画「こんな夜更けにバナナかよ」の三浦春馬さんについてお伝えします。
映画「こんな夜更けにバナナかよ」三浦春馬演じる田中久はどんな役?
映画「こんな夜更けにバナナかよ」で三浦春馬さんが演じるのは医大生 田中久。
田中は医師の家系に生まれ、自身も意志を目指す医学生です。
医学生として鹿野のボランティアに参加しますが、ただの介助される人という枠を超えた要求をしてくる鹿野に翻弄され悩まされ考えさせられます。
自分はこの人のわがままに付き合うためにここにいるのか?
医師になるのにこの経験はいったい何の役に立つのだろう?
そう思ったかもしれませんね。
その疑問や戸惑いを病院長でもあり、自身も医師である父(佐藤浩市さん)に諫められ、田中はますます「自分とは」ということについて向き合わざるを得なくなります。
田中は鹿野と本気で接することにより、医師としてだけではなく人間的な成長も遂げていきます。
彼のペースで、不器用ながらも。
この繊細な青年を三浦春馬さんが演じます。
僕が演じるのは、医師を目指しながらも将来や自分の存在意義に悩む繊細な青年です。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180424-00144796-the_tv-ent
映画「こんな夜更けにバナナかよ」三浦春馬と大泉洋の関係性
予想通りといいますか、田中は鹿野に翻弄されまくります。
そのまま大泉洋…(笑)のような気も。
特報では鹿野の要求に驚き、呆れ、嘘だろと当惑する田中の表情を見ることができますね。
鹿野・田中・美咲の奇妙な三角関係を軸にして物語は進んでいくので、興味深い所です!
映画「こんな夜更けにバナナかよ」三浦春馬と高畑充希の関係性
さて、高畑充希さん演じる新人ボランティア美咲と三浦春馬さん演じる田中は、実は恋人同士です。
それを知らないで、惚れっぽい鹿野が美咲に恋をして、ラブレターの代筆を頼んだのが…なんと田中!
その三角関係がだんだん騒動になっていって…ベテランボランティアも巻き込んでいくのですが、一方で鹿野の容体は悪くなっていきます。
この戦場の中で、田中と美咲はどうなるのでしょうか。
続報を待ちたいと思います。
まとめ
「自立とは誰の助けも必要としないということではない。」(「こんな夜更けにバナナかよ」渡辺一史著)で始まるエド・ロングさんの言葉に、息が苦しくなる。「人に何かを頼む事を躊躇しないでほしい。(中略)一番大切な事は精神的に自立することなんだ」そういう意味では全く自立していない。
— まるちゃん/高橋 英美 (@minialfa) 2018年8月24日
原作は「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(渡辺一史)です。
こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち (文春文庫 わ)
取材を続ける中で、渡辺さんもまた障碍者やボランティアというものに対する意識を変えざるを得なかったそうです。
そこは美談などではなく、まさに戦場。
その戦場に身を置いた田中の繊細さをご覧になってみてはいかがでしょうか。
映画「こんな夜更けにバナナかよ」公開は2018年12月28日です。
鹿野靖明さんの生涯については、こちらでまとめています。