内田裕也の映画俳優の評価は?出演作と同姓同名の役者についても
妻・樹木希林さんの死去から半年。その後を追うように息を引き取りました。
【追悼】「石巻は英語でロックンロール」内田裕也さん死去、波乱に満ちた79年の人生https://t.co/MDNc6wuYYL
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) 2019年3月18日
日本にいち早くロックやロカビリーを取り入れたロック歌手内田裕也さん。
あの一度見たら忘れられない風貌が印象的でしたね。
ロック歌手の内田裕也さんは、映画俳優としても活動されていました。
ロックミュージシャンの #内田裕也 さんが、17日、亡くなられました。享年79歳。
「#戦場のメリークリスマス」や「#十階のモスキート」など、映画俳優としても活動し、記憶に残る作品を残されました。
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— 映画.com (@eigacom) 2019年3月17日
今回は、内田裕也さんの出演した映画や俳優としての評価などについてお伝えします。
内田裕也が過去に出演した映画
1983年 戦場のメリークリスマス
ビートたけし、デヴィット・ボウイの共演が話題になり、監督は大島渚で坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」が有名すぎる映画ですよね。
内田裕也さんは拘禁所長を演じています。
1983年 十階のモスキート
内田裕也さんはサラ金地獄に堕ちていく交番勤務の警官を演じます。
この映画は内田裕也さんの代表作ですね。
内田裕也の暴れっぷりがすごい。また、不機嫌で気だるそうな無表情がとても魅力的だった。
引用元:映画.com
1986年 コミック雑誌なんかいらない!
日本のゆがんだ芸能記者を内田裕也さんが主演しています。
その頃世間を賑わせていた芸能人が実際出演していることでも話題になりました。
この映画では内田裕也さんは主演・脚本を手掛けており、『キネマ旬報賞』主演男優賞、『報知映画賞』主演男優賞、『毎日映画コンクール』脚本賞を受賞しています。
とにかく主演がかっこいい。
引用元:映画.com
1989年 座頭市
主役は座頭市なのですが、座頭市がたどり着いた漁村を仕切る五右衛門一家と赤兵衛一家の争いに巻き込まれます。
内田裕也さんはこの赤兵衛を演じています。
1992年 魚からダイオキシン!!
仲間に裏切られた中年ロックンローラーの復讐劇を描いた映画です。
内田裕也さんは原作「餌食」を元に脚本を執筆、また主役の中年ロックンローラーYUYAを演じています。
1992年 エロティックな関係
パリの日本人探偵と秘書のコンビが連続殺人事件に巻き込まれていくストーリーです。
内田裕也さんは主人公であるパリの日本人探偵KISHINを演じています。
とにかく内田の台詞回しが棒読みすぎるのだ!
引用元:映画.com
良かったのは冒頭部分やヘタレ探偵をコミカルに演じている部分だけかもしれない。
引用元:映画.com
2008年 JOHNEN 定の愛
杉本彩さんが定の情念が移った女性を演じて話題になりました。
内田裕也さんは定の夫を演じています。
内田裕也演じるオオミヤ老人の口から発せられる観念論はスベリまくるというか、
うざったいというしかない。
それにしても、今回も完全に棒読みの台詞が痛々しいロッケン爺い、なんとかならないのか。
引用元:映画.com
2018年 星くず兄弟の新たな伝説
原案自体は1985年のものなのですねぇ。
かつて地球上でヒットしたが今は場末のバーのオヤジが「地球がダメなら月でもう一旗!」と月に行き、そこで「ロックの魂を探せ」と告げられ冒険の旅がスタートする、というロックミュージカル映画です。
内田裕也さんはそのままロックの神を演じています。
内田裕也が脚本を担当した映画
内田裕也さんは俳優としてだけではなく、脚本を手掛けたこともあります。
コミック雑誌なんかいらない!(1986年)
『キネマ旬報賞』主演男優賞、『報知映画賞』主演男優賞、『毎日映画コンクール』脚本賞。
この時代特有のマスコミやテレビの異常性について風刺の効いた作品。
この時期のマスコミはコンプライアンスなんてクソ喰らえ。視聴率と部数さえ延びれば何でもOKと言う異常とも思える世界を内田裕也が体を張って演じている。実際に色々と観てる側にとってはかなり面白かったのも事実であり興味の方が先行していた事を思い出す。
当時は内田裕也自体余り興味も無くほぼ知らなかったし何だこれ?的な作品に思えたが今見ると時代背景や異常性をしっかり捉えた面白い映画だと思う。
引用元:https://filmarks.com/movies/32039
この「コミック雑誌なんかいらない!」は脚本も面白いのですが、当時芸能界を賑わせていた本人や本人に関係のある芸能人が出演していることも話題になりました。
主役の芸能レポーターのモデルになった梨本勝さんも出演しています。
嶋大輔さん、三浦和義さん、桃井かおりさんは本人役で出演しています。豪華ですねぇ…。
また、「魚からダイオキシン!!」も脚本を手掛けていますが、実際あったことを上手く脚本に取り入れる才能があると感じました。
内田裕也の俳優としての評価
先述の「コミック雑誌なんかいらない!」では内田裕也さんは主役でもある芸能記者役を演じています。
内田裕也氏がこういう顔だと、初めて知りました!! 真っ白ロン毛でサングラスの姿しか記憶になかったから、「恐縮です」を連発するレポーターが誰なのか、全然分からなかったわ。とにかくロケンロールでエキセントリックなイメージだけど、普通にいい俳優さんでビックリ、樹木希林さんとの共演が見たかったな。
引用元:https://filmarks.com/movies/32039
出演映画の項でも内田裕也さんの演技についての評価がありましたが、
・けだるい、コミカルな、暴れる役はハマる
・静かな役はセリフが棒読みになる
という意見が多かったですね。
それはそのまま内田裕也さんなのではないかな?とかんじました。
「コミック雑誌なんかいらない!!」の演技は評価が高いですよ。
内田裕也と同姓同名の役者
ロッカー内田裕也さんと同姓同名の俳優・内田裕也さん。たむらプロ所属の俳優さんです。
映画『ばあばは、だいじょうぶ』
2019年5月10日(金)~
全国イオンシネマにて公開決定!私は、冨士真奈美さんの息子で、
寺田心くんの父親を演じてます。ミラノ国際映画祭で、最優秀監督賞と最優秀主演男優賞(寺田心くん)を受賞した作品です。
ぜひ家族と観てください。https://t.co/X5wAFtysyS— 内田裕也 (@yuyauchida722) 2019年3月13日
2017年10月に芸名の中原裕也から本名の内田裕也に変更されています。
裕也さん、、
希林さんが亡くなられて、この日が来るのも遠くはないのではと思っていましたが、、
私の人生に大きな影響を与えてくれた恩人のように思ってます。
心より御冥福を御祈り致します。
希林さんと仲良くお過ごしください。
Sponichi Annexより https://t.co/XhBgJ7F6Qk— 内田裕也 (@yuyauchida722) 2019年3月17日
まとめ
2019年3月17日に79歳でお亡くなりになった内田裕也さんの俳優活動についてお伝えしました。
ロック歌手だけではなくて映画にも多数出演していた内田裕也さん、ああ見えて器用な方なのかなと感じましたね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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