自分らしく生きることは難しい?恋愛や仕事に疲れたときの対処方法
「自分らしく生きる」という言葉をよく聞きますよね。
今生きづらさを感じている人はその言葉がとても魅力的に感じるかもしれません。
しかし、自分らしく生きる、とは具体的にどういうことなのでしょうか?
自分らしく生きたいと思い、今の自分を否定してしまうと余計に生きづらくなってしまいます。
そこで今回は、「自分らしく生きる」ことに疲れた時にちょっと立ち止まって本当に自分らしく生きるためのヒントをお伝えします。
自分らしく生きるとどうしていいのでしょうか
「自分らしく生きる」というフレーズをよく目にすることがありますね。
そして「そうなれたらいいな」と思いますが、ではどうして自分らしく生きるといいのでしょうか?
そこで自分らしく生きていないことを考えてみましょう。
自分らしく生きてない状態は、他人になろうとしている状態です。
他人というのは、特定の人の場合もありますし、母親・妻といったような役割の場合もあります。
他人になろうとしていることは、自分を否定していることですから、自分に常にダメ出しをしている状態です。
ずっとダメ出しをされているとどうなるでしょうか。
やる気が湧いてこなくなりますし、投げやりになったりずっとネガティブになったりしますよね。
その結果、人生も上手く進まなくなってしまいます。
ですから、「自分らしく生きる」ことがいい、とされているのですね。
自分らしく生きることが目的ではないのです
では「自分らしく生きる」目的はなんなのでしょうか。
それは、「幸せに暮らす」ことです。
自分らしく生きていても、幸せでなく苦しさばかりあるのならそれは本末転倒な話です。
幸せになるため、心地よく生きるために、自分らしく生きるのです。
ですから、自分らしく生きているつもりなのに何故か「疲れた」と感じ、心地よさを感じられない状態ならば、本当の意味で自分らしくは生きていない可能性が高いですね。
自分らしくいなければと思うと疲れてしまいます
真面目な方に多いのですが、「自分らしくいなければ」と思いすぎて苦しさや疲れたと感じることがあります。
自分らしくいる自分以外を認められなくなっているのですね。
しかし、日常生活を送っていれば、適当に相手に合わせることもありますし、本意でなくても引き受けることもありますよね。
そのたびに「こんなのは自分らしくない」と自分を責めていると疲れてしまいます。
他人の意見に影響されない自分、自分のしたいことだけをいつも完璧に出来る自分、というように自分を枠にはめてそれ以外を認められなくなってくると、自分を枠にはめていることに「疲れた」と感じてきてしまいます。
自分らしくいてもいなくても、自分を責めないこと、それが自分らしく生きることへの近道でもあるのです。
自分らしくいることは大層なことではありません
自分らしく生きることと自分を責めないことにはどのような関係があるのでしょうか。
自分を責めないということは、自分をそのまま受け入れるということですね。
そうすると、自分は安心することが出来ます。
自分が一番つらいのは、自分から責められることですが、自分が何をしても自分から責められないと知ると安心できるのです。
安心できると本来の自分が少しずつ顔を出し始めます。
今◯◯を食べたい
今ゆっくりしたい
今夢中になりたい
そんな、これまでなら「後で!」と抑え込まれた欲求が表に出てきます。
これを出来ることからでいいので叶えていくと、さらに自分との関係に安心して、やる気が出てきたり、やりたいことが浮かんできたりするのです。
自分が自分を許し受け入れることが、自分らしさへの第一歩なのですね。
自分らしく生きるためにできることとは
自分らしく生きるのに疲れた時、自分らしく生きるために出来ることとは、自分を責めることをやめて自分の気持ちをすべて受け入れることです。
自分に「自分はこんな人だから」というキャラクター付けをするのはやめましょう。
今度はその枠にはまらなければと思ってしまい、その枠から飛び出る自分を認められなくなってしまいます。
どんな矛盾することを思っていても、それを受け入れ、寄り添うことを続けていると、自然と自分らしく生きること出来るようになりますし、並行して気持ちも楽になってきますよ。
まとめ
自分らしく生きることに疲れた時に、自分らしく生きるために出来ることをお伝えしましたがいかがでしたか?
自分らしく生きていても生きていなくても「こうであらねばならない」という枠があると生きづらくなってしまいます。
自分らしく生きるのは「幸せに生きるため」ですから、今自分は幸せを感じているかな?と少し振り返ってみてください。
真面目な方や頑張り屋さんは、「出来ていない自分」に目が向きがちでそこをなんとかしようと頑張ってしまいます。
しかし、自分からしてみると「出来ていないところばかりを責められる」と感じるので苦しいのです。
自分らしくいれている自分もOKで、自分らしくない自分もOKで、というように、自分そのものを全部受け止められたら、自分らしさは自然と出てきますし、生きるのも楽になりますよ。
自分らしく生きることに疲れた時は、自分らしくを一旦横において、自分を心地よくしてあげてくださいね。