がんばりやさんは気の張りすぎに注意!季節の変わり目に陥りやすい罠とは
春が近づいてきましたね。
年度終わり、年度初めということもあって、気を張って「乗り越えないと!」と気合を入れているがんばりやさんも多いでしょう。
しかし、気の張りすぎは心身ともストレスを与え、長い目で見ると十分に自分の力を発揮できなくなってしまう注意するべきことなのです。
一方で、短期決戦やがんばりどころには気を張ることでいつも以上の力を発揮することもあります。
今回は、がんばりやさんが陥りやすい気の張りすぎという罠に対する注意点をお伝えします。
気を張りすぎは長くは使えません
年度終わり、年度初めで何かと気ぜわしい季節には、「気力で乗り切ろう!」というがんばりやさんが増える時期でもあります。
なんとなく落ち着かないし、イレギュラーも多く、備えることが難しいので気を張って対応しようとしているのです。
ここで気を付けておいてほしいのは、「気の張りすぎは長期間使えない」ということです。
気の張りすぎ状態の時、確かに仕事やこなすべきことがどんどん終わっていくので、がんばりやさんとしては満足できる状態ではあります。
しかし、気の張りすぎ状態の時は自分の休みたいという気持ちや些細なストレスは無視してしまいます。
これが積み重なるとがんばりやさんが急に頑張れなくなってしまうのです。
気の張りすぎが有効活用出来る場合とは
では気の張りすぎは全くダメなことなのか、というとそうではありません。
火事場の馬鹿力という言葉があるように、緊急事態で人間は普段の能力以上の力を発揮することが出来ます。
それは「そこで必要だから」発揮できるのですね。
気の張りすぎが有効活用できる場合とは「短期決戦」「今ががんばり時」という場合です。
しかし、通常と異なる状況が2ヶ月続くと環境が変化したストレスに対応しにくくなると言われていますから、やはり気の張りすぎ状態が長く続くことはいいことではないのです。
あまりにも長く気の張りすぎを続けるとどうなるか
気の張りすぎ状態が長く続いてしまうと、頭と体が休めていないがゆえの様々な支障が出てきます。
・やる気が出ない
・判断力の低下
・なぜか怒りっぽくなる
・なぜか悲しくなる
・疲れやすい
・眠れない
・食欲が出ない
このような症状が出てきたら、気の張りすぎ状態を長く続けてしまって頭と体が休養を求めている状態ですね。
がんばりやさんが陥りやすい罠とは、「気の張りすぎ状態を長く続けることで、却って体調不良を招く」ということなのです。
がんばりやさんにオススメ!大事なのは気を張ったら気を抜くこと
では、気の張りすぎをやってしまいがちながんばりやさんはどうしたら良いのでしょうか。
気の張りすぎが長く続くことが良くないので、「気を張ったら気を抜くこと」を意識してみましょう。
がんばったなと思ったり、体がちょっと疲れたなと思ったら、少し休む。
息をふーーーっと吐いてみましょう。
体の力が抜けますね。
体の力が抜けたなら、気持ちも少し楽になっているはずです。
息を深く吐くことは呼吸が深くなるのでオススメです。
人間は強いストレスを感じると呼吸が浅くなるので、深い呼吸をして気持ちを緩める方法です。
どこでもできるので気の張りすぎ状態になりがちながんばりやさんは是非試してみてください。
がんばりやさんが陥りがちながむしゃらにやることがいいことという罠
がんばりやさんが陥りやすいもう一つの罠をご紹介します。
それは、「がむしゃらにやることがいいことだ」という思い込みを持っていることです。
とにかくがんばる。予定をぎっしり詰めてこなしていく。
明日やればいいことを今日やることが素晴らしい。
これががんばりやさんが持っている美学です。
しかし、程度を越えてしまうと常に気の張りすぎ状態になってしまい、頭と体が休む暇がなく、どんどんと疲れていってしまいます。
そしてある日突然起き上がれなくなることにもなりかねません。
がんばることが美しいのではなく、やるべきことをやっていることが素晴らしいのです。
気の張りすぎ状態になりがちながんばりやさんは、少し胸に手を当てて自分を振り返ってみてくださいね。
まとめ
年度終わり、年度初めで気の張りすぎ状態になりがちながんばりやさんが陥りやすい罠と対処法についてお伝えしましたがいかがでしたか?
長期間に渡る気の張りすぎ状態は体調不良や心の不調を招くとお伝えしましたが、自分では「今自分は気の張りすぎ状態だ」と認識しづらいものです。
このような時には、疲れているいないに関わらず休憩時間を取りましょう。
こまめにリラックスして気を抜く時間を作ることが大事です。
それは怠けているのではなくて、よりよく仕事やするべきことをこなすための有効な方法です。
がんばりやさんが陥りやすい気の張りすぎ状態を上手にコントロールして、仕事をサクサクこなしちゃいましょう。