津田梅子は何をした人かわかりやすく説明!朝ドラ梅ちゃん先生のモデル?
現在2019年ですが数年後にお札のデザインが一新されることが決まりましたね。
紙幣のデザイン一新を発表
1万円札に渋沢栄一、5千円札に津田梅子、千円札に北里柴三郎https://t.co/F0JZIpZt8j#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/xsT8TX69K3— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月9日
5000円札の肖像画に採用されることが決まった津田梅子。
名前は聞いたことがあるんじゃないんですかね。
今回は津田梅子は何をした人がわかりやすく説明してみたいと思います。
津田梅子についてわかりやすく説明
津田梅子は一言で言うと
日本人女子で初めて留学し津田塾大学を設立した人で日本の女子教育の先駆者
と言われています。
1864年東京に生まれ、北海道開拓史の仕事をしていた父について麻布に引っ越します。
この北海道開拓使次官の黒田清隆が女子教育に力を入れており、
女子留学生に津田梅子を応募させます。
津田梅子は岩倉使節団と共に渡米しますが、この時留学生最年少の6歳でした。
その後11年アメリカで英文学・語学・自然科学・心理学・芸術などを学び帰国します。
6歳から11年もアメリカにいると…日本語が分からず通訳が必要だったそうです。
帰国したときは家族親戚とのあいさつすら苦労したとか。
帰国後は上流階級向け女学校で英語を教えますが、馴染めなかったようでした。
再びの留学を勧められ、生物学と教授法を学びます。
ここで梅子は女子教育に関心を持つようになります。
そして帰国。
以前勤めていた上流階級向け女学校で教鞭をとりながら、
女子高等学校、女子大学などの設立に協力し、
自身も「女子英学塾」を開き、身分の区別のない女子教育を始めます。
この女子英学塾がのちの津田塾大学です。
津田梅子は日本の女子教育を立ち上げたすごい人なのです!!
津田梅子はNHK朝ドラ梅ちゃん先生のモデル?
ではありません(笑)
津田梅子は朝ドラ梅ちゃん先生のモデルではないのですよ。
梅ちゃん先生は朝ドラのための書き下ろしです。
少女が医師である父に憧れて自身も医師になり、
地域の人々に頼られる立派な医師となる、というドラマでしたね。
主演は堀北真希さんでしたね。
ですから違うのですよ~。
津田梅子は教育者であって医師ではありません。
津田梅子が新紙幣のデザインに選ばれた理由
津田梅子が新紙幣のデザインに選ばれた理由は
・日本初の女子留学生だった
・日本の女子教育に尽力した
ということだからだそうです。
麻生副総理が「女性の活躍」と述べたように、女子教育機関がなければ女性の活躍はないわけで、津田梅子の功績はとても大きいものなのですね。
また、柴山文科相は
「日本の女子高等教育の草分け的な存在であり、すばらしい人選」と述べた。
「女子の社会進出やリカレント教育(社会人になってからの学び直し)などが進もうとする中、大変心強い」
引用元:産経新聞
と述べていますね。
100年以上前の人ですが、この人がいたから今の女子教育があるといっても過言ではないですものね。
まとめ
津田梅子についてわかりやすく説明、また梅ちゃん先生のモデルなのかということについてお伝えしました。
津田梅子の5000円札の裏には藤の花が描かれるそうです。
花言葉は「優しさ」「歓迎」だそうですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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