マーティ・フリードマンの現在は?マーティから学ぶ人生の切り開き方
テレビでギターを持った長髪ソバージュで「いいじゃん!」を連発する面白いガイジンのおじさん、見たことがありませんか?
この人、マーティ・フリードマンという方で、あの超有名ヘヴィメタルバンド『メガデス』のギタリストとして全盛期を支えた方なのです。
この方実は大変な日本好きで、日本好きが高じて2004年から活動拠点を東京に移し、様々な音楽活動を行っています。
テレビにも出演し、なんと平成28年から文化庁の「日本遺産大使」に任命され、日本遺産の広報活動も行っているのですね。
マーティ・フリードマンに学ぶ「好き」の力をお伝えします。
マーティ・フリードマンはいつから日本に興味があった?
1962年、アメリカワシントンD.C.近郊に生まれたマーティ・フリードマンは、14歳の頃ギターを始め、その頃日系人が聞いていた日本の音楽、特に演歌に強い影響を受けます。
その後アルバムを発表したりバンドを組んだりしますが、1987年に結成した「カコフォニー」のライブで初来日を果たします。
その来日をきっかけにマーティ・フリードマンは日本への興味を更に深め、90年代半ばから通信教育にて日本語の勉強を始め、なんとアリゾナ州立大学の日本語弁論大会で2位を獲得するほどの日本語力を身に着けます。
日本語の通信教育はメガデスの世界ツアーの合間を縫っていたと言うからすごいですね。
2004年、日本への移住を決め仕事も何も決まっていない状態で来日しますが、保証人もいなかったために最初の数ヶ月はウィークリーマンションに住まざるを得なかったとか。
その後、日本語のためと割り切ってやりたくない仕事もしていましたが、友人の紹介で相川七瀬のバックバンドにギタリストとして参加、今に至ります。
「日本が好き」のパワーが切り開く人生
マーティ・フリードマンが日本を好きになり日本移住を決めた時、とにかく日本に来てしまいましたね。
準備不足と言えば準備不足なのですが、「好き」のパワーはこんな状況でも発揮されています。
好きだから、飛び込める。
好きだから、体験したい。
好きだから、行動する。
そんなシンプルな気持ちからの行動は、目的がはっきりしているために引き寄せの法則の力を存分に活用できているのです。
来日当初、やりたくない仕事も「日本語上達のため」と自分の好きなことの達成のためにやれるのも、好きなことを意識しているからこそ出来ることなのです。
その後の活躍も、「日本で暮らしていくために」という守りに入ったものではなく、「日本が好きだから」という理由によるパワーに導かれているのです。
「好き」になることに理由はないのです
実は「好き」になることに明確な理由はありません。
色を考えてみるとわかりやすいのですが、赤が好きな人、青が好きな人様々いますが、何故その色が好きなのですか?と聞いてもはっきり答えられない人のほうが多いですよね。
ですから、「好き」にもっともらしい理由は要りません。
心が「これが好き」と反応したもの、ときめいたもの、それがあなたの好きなものです。
「好き」のパワーを活用するためには、「自分が本当に好きなもの」に気付くことが必要ですね。
自分の心震えるものをチェックしていけば、必ず見つけることができますよ。
「好き」があることはそれだけで嬉しいこと
「好き」があってそれを堪能していることはとても心が満たされることです。
心が満たされるとやる気が湧いてきて、行動を起こすことができます。
また、心が満たされると、引き寄せの法則によりさらに心が満たされるようなことが引き寄せられてくるので、幸せのスパイラルに入りやすくなるのです。
是非、自分の「好き」を見つけ、それを身近に置くことを許可してあげてください。
お得だから、便利だから、という理由で選んでもいいのですが、それだけではなくて「ただ好きだから」という自分の好みを大事にしてくださいね。
「好き」の力はとってもパワフルです!
「好き」の力はとてもパワフルでしかも継続可能なやる気を起こしてくれます。
「嫌い」を持ち続けていると、自分のエネルギーがそのうち枯渇してしまいますから、なるべく手放すようにしてください。
自分の「好き」を自分が認めるだけでも、自分にエネルギーが湧いてきます。
自分の「好き」が身近にあると、心がホッとして安心します。
自分の「好き」のためなら、なんと嫌いなこともできてしまうという逆説的なことも起きてしまいます。
それほどに「好き」はパワフルなのですね。
まとめ
マーティ・フリードマンに学ぶ「好き」のパワーについてお伝えしましたがいかがでしたか?
自分の「好き」を自分に許可している人には「なんとなく楽しそう」という雰囲気があります。
好きなものが身近にあるのですから、当然ですが、他人にもポジティブな印象を与えることが出来る「好き」のパワーはすごいですね。
是非、あなたも自分の「好き」を思いっきり堪能して人生を豊かなものにしてみませんか。