引き寄せの基礎4 自分の感情をそのまま認めると現実が優しくなります
引き寄せの法則で大事なのが「感情」だと言われています。
それは「感じている感情に呼応した現実が引き寄せられてくるから」です。
しかしこう聞くと、自分の感情をコントロールしようとしてしまい、結果的に上手く行かなくて苦しくなってしまいます。
今回はこの現象の原因を解説し、楽しく引き寄せが出来るような方法をお伝えします。
感情をコントロールしようとすると苦しくありませんか
例えば友人の結婚・昇進の知らせを聞いて面白くないなと思ったことはありませんか?
そこで「なんであいつが」と素直に思える人はまだいいのですが、「他人の慶事を喜べない自分は人間としてダメだ」と思い自分を責めている人は、その他のことでも自分を責めることが多い人達です。
まず「ここで喜ばなければ」「ここで悲しまなければ」という感情コントロールはできないということを知っておきましょう。
ありのままの自分を認め引き寄せの法則を活用する第一歩です。
感情コントロールは自分の感情を認めていないのです
ではなぜ感情コントロールは苦しい結果を引き寄せてしまうのでしょうか。
感情コントロールは「ここで喜ばなければ」という思いの裏に「ここで悔しいと思ってはいけない」と自分の感情を否定することだからです。
自分の感情を否定するということは、自分そのものを否定するくらいの重大なことなのです。
ですから、否定された自分が悲しくて苦しくなってしまうのです。
自分の感情を認めないことが意味すること
感情コントロールをして自分の感情を認めないことは、自分を否定することですから、引き寄せの法則が働いて「自分が否定されていると感じるようなこと」が現実に起きてくるようになります。
本人は感情コントロールを「頑張って」いますが、実は自分を否定していて自分が否定されていると感じるようなことが起こり始めると「頑張っているのに報われない」という気持ちを抱くようになります。
「頑張っているのに報われない」という気持ちは、更に「報われない」と思わせる現実を引き寄せるという悪循環に陥ってしまうのです。
では、自分の感情はどう扱えばいいのでしょうか?
喜怒哀楽に優劣はありません
感情コントロールをせずに幸せに暮らすには、「自分に起きた感情はすべて認める」ということに尽きます。
喜怒哀楽、すべての感情は平等で、良い感情・悪い感情というものはありません。
また、ネガティブ感情をないことにしたい理由としては
・いい人でいたいから
・他人に感づかれたくないから
という自意識過剰な意識があることが挙げられますね。
引き寄せの法則を活用したいなら、いい顔は最初に自分にするべきです。
そして、自分の考えていることは自分しか知りません。
頭の中はフリーなのです。
ただ、心のなかで「そうか、悔しいんだよね」とつぶやくだけでいいのです。
自分のすべての感情を愛すると起こること
では、自分の感情をそのまま認めるとどうなるかといいますと、自分の感情を認めることは自分そのものを認めることですから、「自分が認められているな」と感じるようなことが現実に起こり始めます。
・優しい言葉をかけられることが増えた
・仕事や家事育児の頑張りを認められた
・応援してくれる人が現れた
というように、自分が自分を認めて初めて、周囲が自分を認めてくれるのです。
まとめ
引き寄せの法則を活用するために、自分の感情を認めると現実が優しくなる現象についてお伝えしましたがいかがでしたか?
そうは言っても、「ここで喜ばないと嫌われる」と思ってしまっている人には自分のそのままの感情を認めることはとても怖いことです。
怖くて「いやいや自分は本当に喜んでいるのだ」と思い込みたくなりますが、本当に喜んでいる人は喜ぶことに躊躇しませんよね。
ですから、「いやいや」と思っている時点で、喜びの陰に本当の感情は追いやられているのですよ。
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