引き寄せの基礎5 ネガティブ感情は行くべき先を示すためにある
悲しい・苦しい・辛い・怒りなどのネガティブ感情は何のためにあるのかご存知ですか?
嬉しい・楽しい・ありがたいなどのポジティブ感情だけだったら良いのになぁと思いますよね。
実はネガティブ感情は自分の幸せの道を示してくれる「感情ナビゲーションシステム」の一翼を担っています。
どうしてわざわざネガティブ感情があるのか、そしてその活用の方法をお伝えします。
この世は自分の好きなものと嫌いなものが混在している世界
この地球上には、例えば戦争など皆が大嫌いだろうと予測されるものの他にも、「自分はこれは嫌いだなぁ」「自分はこれは好きだなぁ」というものがどちらも存在していますね。
この玉石混交の地球から、自分の好きなもの=幸せを選び取るために感情が存在しています。
皆の好みはバラバラなので、様々なものが存在しているのです。
また、皆が引き寄せの法則をしっかり理解しているのではなく、破壊的な思いを強く持ち続けている人もいますから、破壊的な現象やものも存在しています。
逆に穏やかな平和を自然体で信じている人も多いですから、そのような地域や集団も存在するのです。
好きなものだけを選び取るために存在するネガティブ感情
この玉石混交の世界から、自分の好きなものを選び取るためにはどうすれば良いのでしょうか。
・好きなものを知って選び取る
・嫌いなものを知って選び取る
という2つの作業を繰り返していくと、自分の周りはいつの間にか自分の好きなものだけになっているはずですね。
この、「自分の好きなもの」「自分の嫌いなもの」を知るためにそれぞれポジティブ感情、ネガティブ感情が存在しています。
嫌いなものを「自分はこれが嫌いだわ」と認識するためにネガティブ感情は存在するのです。
ネガティブ感情を抑えつけるとどうなるのでしょうか
しかし、嫌いなものが物ならまだしも、特定の人だと困りますよね。
それが特に自分が嫌なことをされたわけでもなく、「ただなんとなく嫌い」という人がいると自分がひどい人のような気がします。
ですからこのような時は大抵「そんなことを思ってはダメだ」と自分を諌め、その感情をなかったことにしてその人と友好的に付き合おうとします。
ネガティブな感情を抑えつけると、本当はネガティブ感情がありますからその存在を自分に認めさせるためにネガティブな現実を引き寄せてきます。
例えば、その「ただなんとなく嫌い」と思っていた人が、付き合ってみたらとんでもなく嫌な人だった…というようなことを引き寄せてしまうのです。
ネガティブ感情の引き寄せ的活用方法
では、ネガティブ感情が起きた時はどのように考えたら良いのでしょうか。
「ネガティブ感情を感じる自分はひどい人間だ」と思うのはやめましょう。
ネガティブ感情は自分にとっての「これは自分は嫌いなんだ」ということを教えてくれるナビゲーションシステムでしかない、と知ってください。
「自分の行く方向はそちらではないですよ」と教えてくれるナビゲーションシステム、それがネガティブ感情なのですね。
ですから、先の例で言えば、自分のネガティブ感情を認めて、付き合わないか、付き合うとしても自分の中で境界線を引いてほどほどに接すればよいのですよ。
感情に優劣はない
ポジティブ感情は良くて、ネガティブ感情は悪いものと思いがちですが、実は優劣はありません。
どちらも感情のナビゲーションシステムなのです。
ポジティブ感情を感じれば選び取ればよく、ネガティブ感情を感じれば避ければいいのですね。
自分の直感を信じるとは自分の感情を信じる、ということでもあるのです。
まとめ
ネガティブ感情が存在している理由と、その活用方法について引き寄せの法則からお伝えしましたがいかがでしたか?
ポジティブ感情を感じたものを選び取り、ネガティブ感情を感じたものは避ける、というのは簡単ですが、感情を抑えつけたり感じるままに行動できない期間が長かったりした方はこれすらも最初は難しいかもしれませんね。
そのような時は「自分は自分の感情を感じ取れる人になります」と自分に宣言して下さい。
そして、あとは練習あるのみです。
これは自分はどう感じたかな?
という問を毎日続けてみましょう。
感度は必ず上がってきます。
そうすれば自分の生活を幸せで満たすこともそう遠くない未来に出来るようになりますよ。
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